クッキーもぐもぐ

PC関係とか映画とかゲームとかの

自作PCにおいて、どのマザーボードを買うか検討(ryzen、b450)【自作PCその3】

 

 

 

 

 

 概要

 

自作PCマザーボード以外は大体決まってきた。

christmas-cookies.hatenablog.com

 

最後にマザーボードを決定するんだけど、これがかなり難しい。マザーボードは本当に全てを統合する根幹部分であるため多くの確認項目だけでなく各パーツとの相性も考えないといけない。1つずつその項目を検討していく。

 

今回はマザーボードの確認項目のあたり、こちらのブログを参考にした。項目は引用を主にこの記事から参考にしつつ、マザボを考えて行きたい。

chimolog.co

 

 

 

 

 

 

チップセット

まずチップセット・・・とは

チップセットマザーボードに搭載されている複雑な集積回路のこと。CPUと他のデバイスをつなぐ役割を果たす。

 

CPUによって対応する型番がある程度決まっている。今回の場合ryzen5 2600xがCPUなので候補しては『X470、X370、B450』あたりがあがった。これらの違いは以下のサイトが詳しく比較してくれている。

volx.jp

chimolog.co

 


x470とx370はほぼ違いなし。b450は安いけどSATAポート数、グラボのさせる数、USBポート数などが少なくなり、またグラボ2枚刺しの並列処理機能(SLI)がなかったりする。今回はOCはしないしグラボも並列処理をしない。さらにSATAポート数やUSBポートもB450で十分。(上リンクの表ではB450ではSATA3のポート数は2になってるけど、SATA ExpressやCPU分含めば6ポートまで使えるのでOK)

 

結論:B450

 




 

 

 

 

・CPUソケット

CPUソケットは簡単にいうとCPUのマザボに取り付ける形状。今回はryzen第二世代(5 2600x)なのでSocket AM4。AMDはソケットが変わりにくいので今後CPUが変わったのしても取り変えられる可能性が大きい。IntelのCPUだとソケットがころころ変わるため、それがAMDを選んだ理由の1つでもある。

 

結論:Socket AM4

 

 

 

 

 

 

フォームファクタ

フォームファクタとはマザーボードのサイズの規格。今回の作成では特別業務用な大きいものも求めていない。ものを置くのに小さいに越したことはないが、下手に小さくして拡張性がなくなったり耐久性が下がると嫌なので標準的なATXにする。

 

結論:ATX

 

 

 

 

 

 

 

・メモリスロット

メモリスロットはメモリを指す場所。基本運用は8GBx2枚の16GBで運用予定。ただし足らなかった時用の拡張性は残したいのであとx2枚はほしい。なので4枚。

 

 *追記:2019/04/08ryzenはメモリ4枚刺しは性能も安定性が欠けるっぽい。非推奨。 

Ryzenメモリのおすすめは?シングル・デュアルでも違う!? | こまたろの自由な玉手箱

 

 

結論:4枚分 2枚でOK

 

 

 

 

 

 

 

・拡張スロット

拡張スロットとはざっくりGPUやHDDを加える場所で拡張といいつつPCには必須な部分。スロットの種類、数がマザボによって違う。大まかにPCI Express(+とM.2スロット)、SATAの2(3)種類ある。

 

 

PCI Express 3.0(PCIe 3.0)

PCI Express 3.0(PCIe 3.0)は非常に高速な帯域幅を持つインターフェイス(規格)のこと。グラフィックボードやNVMe SSDなど、一度に大量のデータをやり取りするハードウェアを接続するために多用されています。

万能さん。メインはグラボを指すとこだが他にもサウンドカードやインターフェイスカード、NVMe制御(くっそはやい)SSDを指せるし何でも大体拡張できる。長さがいくつかあってx16,x8,x4,x1などなどある。グラボみたいな大きなものはx16やx8に、細々としたやつはx4,x1につけていく。大体はx16は1~2レーン、x4やx1が3~4レーンみたいにある。

  

 

M.2

M.2 スロットはPCI Expressの小型版とも言えるインターフェイス(開発の経緯としてはmSATAという、小型SATAポートの後継)。PCIe同様、優れた帯域幅を持つためNVMe SSDで多様されている規格だ。

簡単にいうと小さいSSDをここにさせますよ~という場所。ここにさしたSSD=速いというわけではないので注意

 

 

Serial ATASATA

HDDやSATA SSD、DVD / BDドライブをさす場所。SATA 3.0が転送速度は6Gb/s (750MB/s)。PCIe 3.0みたいにめっちゃ速い転送いらんという機能はここで対応。

  

補足

ちなみにSATAのさすスロットを2個分使用するけど転送速度が10Gb/sになるSATAexpressっていう規格がある。けどオワコンだとか。PCI Expressと混同するのでややこしい。あとよくチップセットの規格でSATA3.0・・・2ってあって2個しかないの!?となるけど、よくみるとSATAepress・・・1とあって2+1*2の合計4個実際には使える。ややこしい。

 

 

 

 

今回の場合PCIe 3.0はRTX2060なのでx16が1レーン必要。将来的にもグラボ2枚刺し運用はしない予定。それ以外は今後何か足らなくなったようにちまちましたx4かx1が2レーンくらいあれば十分(だいたいのマザボにある)。M.2スロットは使うかな・・・?なくてもいい。SATA3.0はHDDとSSD用に1つずつほしい。あとは追加分に2ポートくらいの合計で4ポートほしい。

 

 結論

PCIe 3.0 x16: 1レーン

SATA3.0:   4ポート以上

 

 

 

 

 

 

・オーディオチップ

これによって音質が変わる。といってもスピーカー運用なのでそこまでこだわりがない。ミドルエンド以上があればいいかな。


結論:ミドルエンド(Realtek ALC 887)以上

 

 

 

 

 

 

VRMフェーズの数

 

VRM = 電圧レギュレーションモジュール
CPUへの電源供給を安定させる

らしい。OCはしないので6個くらいあればいいと思っている。

結論: 6個くらい

 

 

 

 

 

・インターフェース

Display port、HDMI・・・ 1つずつほしい。それ以外のDVI系はいらない。

LAN・・・ ネット回線通常。長く使うのでIntel製がほしい。

USB・・・ 3.0の規格が2~3個はほしい。2.0はもうらない。

S/PDIF・・・ いる

オーディオジャック・・・ 2個くらいほしい

 

 *追記(2019/04/08)

DP,HDMIについて→よく考えたら映像出力はグラボから。なのでDPもいらないしわりとどうでもいい。

LANについて→intel製に越したことはないが、壊れても最悪USBの拡張lanが付けられるようなのでそこまで拘らなくてよさそう。

 

 ・まとめ

 

以上の要素をまとめると

B450

AM4

ATX

メモリスロット4枚以上

PCIe 3.0 x16: 1レーン以上

SATA3.0:   4ポート以上

Realtek ALC 887以上

VRMフェーズ6個以上

Display port、HDMI・・・ 1つずつ以上

USB・・・ 3.0の規格が2~3個以上

S/PDIF・・・ 1個

オーディオジャック・・・ 2個以上

 

そしてこれらを要素をほぼ満たしていて評価もそこそこなマザボを探した結果

ASUS ROG STRIX B450-F GAMING

が一番適してるかな~という結論に至りました。

いや~マザボ大変! 

 

 

 *追記(2019/04/08)

映像出力端子やLANの関係からもう少し安いやつでもいいかな、という結論にいたり

ASUS TUF B450-PLUS GAMING

を買うことになりました。